地球温暖化は代替フロンの影響も大きいみたいです

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国連「古いエアコンをどうにかしないと人類は自分自身を蒸し焼きすることになるよ」
内容の寒さは温暖化を帳消しにできそうなのに……。国連の新しい報告書によると、「エネルギー効率が高くて気候に優しいエアコン」に切り替えれば、今後40...

エアコン、というか熱交換器の話ですね。暑さ対策のために熱交換器を使うことが、さらなる暑さを呼び起こしている、という最悪の循環。温暖化対策といえばCO2削減だとばかり思ってましたが、代替フロンも相当効いているようです。

フロンガスの温室効果について少し調べてみたら、「地球温暖化係数」というワードにたどり着きました。二酸化炭素を1としたとき、他のガスが何倍の温室効果能力を持つかを示したものです。数年前までの民生用エアコンに使用されていた冷媒ですと、R22が1,810、R407Cが1,770、R410Aが2,090。要するに、二酸化炭素の約1,800倍も温暖化を促進しやすいという話です。最新の冷媒であるR32だと係数は675。多少マシになった感じがしますが、それでもまだ600倍以上です。

ところでこの記事は、「温室効果が低い冷媒を選択しよう」という話から、「エネルギー効率の高いエアコンを選択しよう」という話に途中ですり替わっています。エアコンの電力消費量が小さくなることで、発電所が余計な化石燃料を使わずに済むのはいい話です。

しかし、温室効果の低い冷媒とエネルギー効率の高い冷媒は、必ずしも一致しないと思うんですよ。記事は「温暖化係数の低い冷媒を使った、効率のいいエアコンを選べばOK」と言っているように読み取れるんですが、多分そんな簡単にはいかないんじゃないかな、と。何なら冷媒に二酸化炭素を使用すればいい。温室効果はメチャクチャ抑制できますが、エネルギー効率はかなり下がるんじゃないかと思います。

こういう話は大抵、あちらを立てればこちらが立たずの議論になりがちです。温暖化係数が低いのに熱効率がメチャクチャ高い、なんていうスーパー冷媒がいずれ見つかるといいんですが。

全然関係ない話ですが、車の排ガスとかエアコンの室外機のあの独特な熱風(モワッとした感じ)を浴びると、いかにも地球が温まっているかのような感覚になります。が、よくよく考えると違うんですよね。温暖化に寄与しているのは排出されるガスの種類であって、あの熱エネルギーそのものではないのです。頭では理解していても、時々変な勘違いをしてしまいます。

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